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2023年03月01日

ゆるし

皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか。梅の花が満開の季節になりま
した。今日は、イエスの十字架は人類の罪のゆるしであったこと。そのお
かげで人間も許し合えることを黙想します。


   

          「許しうるものを許す

          それだけなら

          どこに神の力が要るか

          人間に許しがたきを許す

          そこから先は

          神のためだと知らぬか」

           (八木重吉)
  


Posted by シスター at 16:45日記

2023年02月21日

復活に向かって

皆さまいかがお過ごしですか。3月が近づいて来ました。
カトリック教会は、復活祭を迎える準備に入ります。典礼は、「神
に立ち返れ」と叫けびます。

   
           「主は言われる。

        ”今こそ、心からわたしに立ち帰れ
     
         お前たちの心を引き裂け。”


         (旧約聖書ヨエルの預言)

         
         「わかっているのだが

          わかっているのだが

          もう 一 いき

          たりないところがある

          もう 一 いき
  
          もう 一 いき

          これをこえなければ

          ぼくは 自分を生かせない」


          (作者不詳)


          




  
  


Posted by シスター at 11:52日記

2023年02月14日

いのち

皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか。このブログを訪問してくださ
る方に祝福を!
今日は、事故で手足の自由失った星野富弘さんの詩をご紹介します。


      

              フランス本部の庭

             「命が一番大切だと

             思っていちころ

             生きるのが苦しかった


             いのちより大切なものが

             あると知った時

             生きているのが

             嬉しかった」


              (星野富弘)






  


Posted by シスター at 17:59日記

2023年02月03日

戦国大名高山右近殉教者

皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか。
今日は戦国時代の武将高山右近のご紹介をいたします。1552年摂津の
国(現在の大阪府豊能郡)に生まれ、11歳で受洗、後に高槻城主となり、
織田信長、豊臣秀吉の重臣として仕えた。千利休七哲のひとりであった。
また宣教師を助けながら、領内で福音宣教を進め、慈悲のわざにも
力を尽くした。一五八七年、伴天連追放令により、秀吉から棄教を強く
命じられたが応ぜず、大名の地位を追われた。加賀の前田家に保護された
が、江戸幕府のキリシタン禁教令により、一六一四年にマニラに追放さ
れ、翌年二月三日、同地で逝去。
(戦国時代、各領主たちが領土を争っていた時に、信仰のために地位と
名誉を捨てた右近の生き方にわれわれも、神を選ぶということがどういう
ものか、あらためて考えさせられます。)


  

          高山右近

    「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、

     自分の十字架をになって、

     わたしに従いなさい。

     自分の命を救おうと望む者は、それを失い、

     わたしのために命を失う者は、それを得る。

     たとえ全世界を手に入れても、

     自分の命を失ったならば、

     なんの益になろうか。」


     (新約聖書マタイ福音書16の24)

   





   

  

   

  

   


  

  




    


Posted by シスター at 16:53日記

2023年01月29日

みんなを好きにに

皆さんこんにちは、ご無沙汰しました。実は、圧迫骨折で安静にしていました。
次の写真は知人の娘さんで姉妹のほほ笑み合う様子です。

  

       一つの詩をご紹介します。

         「みんなを好きに」

        私は好きになりたいな,

        何でもかんでも みんな。

        ねぎも、トマトも、おさかなも。

        残らず好きになりたいな。

        うちのおかずは みんな,

        母様がおつくりになったもの。

        私は好きになりたいな,

        誰でもかれでもみんな。

        お医者さんでも烏でも,

        残らず好きになりたいな,

        世界のものはみんな、

        神様がおつくりになったもの。 


    


Posted by シスター at 10:47日記

2022年11月16日

冬の訪れ

皆さんこんにちは、冬至も過ぎて庭は冬の色になりました。師走が近づ
くこのひごろ、いかがお過ごしですか。今日は一つの詩をご紹介します。

  


           フランス本部の庭

            冬がきたら

          冬がきたら

          冬のことだけ思おう

          冬を遠ざけようとしないで

          むしろすすんで

          冬のたましいにふれて

          冬のいのちにふれよう


           (坂村真民)  


Posted by シスター at 16:38日記

2022年10月19日

修道院の生活(2)

 皆さんこんにちは、少し寒くなって来ました。風邪を引かないように
 注意してください。今日は先日のつづきの修道院の生活を描いた
 シスターのイラストを お楽しみください。

  

 朝の祈りの後の朝食はセルフサービスでパン、シスター手製のヨーグル
 ト、チーズ、果物、コーヒー



  

           日課のお掃除

  

  院長との面談

  

      夜、一日の感謝を捧げるひと時



 






  


Posted by シスター at 17:11日記

2022年09月05日

シスターの誕生

皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか。
今日、アフリカの支部からシスターの誓願のニュースが入りました。


  

      シスタールーシー司教様と

神様にお仕えすることと人々のために祈ることを自分の使命とすることを
選び、見習い期間を終えて、誓願を立てました。


  

   共同体のシスターたちと神父様たちに祝福されて

    「主の大いなるあわれみをとこしえに歌わん」

           (誓願式の賛歌)

  


Posted by シスター at 16:15日記

2022年08月23日

修道院の生活

皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか。毎日大変なニュースが多いで
すね。今日は、修道院の生活の一コマをご紹介します。

  

       シスターの描いたものです。

    修道院での、院長の話の時間の情景です。

    「子よ、師の教訓を聴き心の耳を傾けよ。」

      (聖ベネディクトの戒律序)、
  


Posted by シスター at 16:11日記

2022年07月23日

出会い

皆さんこんにちは、今日は私が修道院に入った時の院長だったシスターが
話してくれた修道名の聖人についてご紹介します。

   

  フランス本部修道院の庭にてシスターマリルットガルド

聖女ルットガルドは、13世紀のシスターで、若い時、遊び好きで、多くの
友人と享楽生活をしていましたが、ある日、祈りの時イエスが現れ、彼女
に無意味な今の生き方をやめるようにと言い、さらに


 「私は以前からずっとあなたのことを愛してきた」と語った。

   彼女は修道院に入り、死ぬまで暮らしたと。

  

       聖女ルットガルド

       (フリー画像より)





 

  


Posted by シスター at 14:07日記