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2023年07月08日

執り成しの祈り

皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか。毎朝、窓を開けると、うぐい
すが元気にさえずっています。今日は執り成しの祈りについてアブラハム
のエピソードからご紹介します。物語ですので少し長くなります。中略し
ながらの文です。
わずかな人の執り成しによって人類を救おうとなさる主のみこころが示さ
れています。
私たちも執り成しの祈りによって親しい人や困っている人の救いの業に
参加できます。


      執り成しの祈り

  「主は仰せられた、”ソドマとゴモラに対する叫びは高すぎ、彼らの罪

  悪は重すぎる!私は下って行って、ー中略ー見たいのだ!」と。ー中

  略ー「すると、アブラハムは、主に近寄り”正しい人を悪人と一緒に滅

  ぼそうとなさるのは、本当ですか?たぶん、町の中に、正しい人は、

  50人も、いるでしょう。そこにいる50人の正しい人のために、その
  
  町をおゆるしにならないで、ほんとうに滅ぼそうとなさるのですか?

  そんなことをしないでください!正しい人を悪人と一緒に死なせる

  と、正しいを悪人のように扱うことになりますから、どうか、そんな

  ことをなさらないでください!全世界をさばくお方が、不正な裁きを

  しようとなさるのですか?”というと、主は、”もし、私が、ソドマの

  町に50人の正しい人を見つけたら、この人達のために、そこを全部ゆ

  るしてあげよう”と答えられた。アブラハムはさらに答えて、”ごらん

  ください、ちりと灰にすぎない私は、私の主にあえて申し上げま

  す・・・正しい人は、50人に5人足りないかもしれません。この5人

  のために町全部をおほろぼしになりますか?”というと、”正しい人が

  45人だけでも、町を滅ぼさないことにする”と答えられた。アブラハ

  ムはまた話しつづけて、”たぶん、40人しかいないでしょう・・・

  というと、”その40人のために、滅ぼさないことにする”と答えら

  た。アブラハムは、なおつづけて、”どうか、私の主よ、おこらないで

  ください。たぶん30人しかいないでしょうともいわせてくださ

  い・・・”というと、”30人だけでも、町を滅ぼさないことにする”と

  答えられた。また、”ごらんください、私は、私の主にこうもあえて

  もう しあげます、たぶん、そこで、20人しか見つからないかも

  しれません”といい加えられると、”その20人のために、町を滅ぼ

  さないことにする”と答えられた。また、”どうか、私の主よ、おこら

  ないでください。あと1回だけいわせてください、たぶんそのなかに

  10人だけでしょう”といい加えられると、”その10人のために町を

  滅ぼさないことにする”と答えられ、主は、アブラハムと話し終えられ

  ると立ち去られ、アブラハムは自分のところに帰った。


    (旧約聖書創世記18,20~33) 

  



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Posted by シスター at 11:05 │日記

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