シスター便り:イエスキリスト

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2018年04月11日

イエスキリスト

皆さんこんにちは！いかがお過ごしですか？温かくなっ
たと思っていたら、早、夏の気配ですね。
キリスト教会は4月1日に、イエスキリストの復活を祝い
ました。キリストの十字架の苦しみを思いつつ40日間の
準備を経て復活祭を迎えます。
画家のルオーは、美しい絵を描いて、人々の苦痛を救
いたいと思っていたそうです。

　　　

　　　ルオーのキリスト

　　「断末魔の苦しみを味わい、『わたしの神よ、なぜ
　　
　　　わたしを見捨てられたのですか』と叫んで息絶え
　　
　　　たキリストは、それでも神を愛することをやめな
　　
　　　かった。彼の愛は完全に純粋だったので、その
　　
　　　苦しみは人々を贖う苦しみとなった。」

　　　　（シモーヌ　ヴェーユ）

　　　「キリストは肉体的な苦痛と社会的な失墜をこう

　　　むった。だからこそ、彼の苦闘をあらわに描いた

　　　新約聖書の福音書は美しい。いかに苦痛や嫌悪

　　　をともなうものであっても、赤裸々な真理には形
　　
　　　容しがたい壮絶な美しさがあるからだ。

　　　　（シモーヌ　ヴェイユ）