2010年06月25日
一人の姉妹

みなさん今日は!蒸し暑くなってきましたがいかがお過ごしですか?
6月20日は私どもの姉妹が帰天してから7年になります。
彼女は、まだこれからという時に病を得、わずか1年で
神さまに召されました。年を取られたご両親と仲が
良かった6人の兄弟に囲まれての葬儀は涙を誘いました。
葬儀が終わって、90歳のお父様が立ちあがられて、
「シスターは修道生活を全うできました。」とおっしゃった
その様子に、悲しみの中にも1つ平和な雰囲気を感じました。
先日、97歳のお父様とご兄弟がお墓参りのためいらした
帰りに修道院に立ち寄ってくれました。昨年もいらっしゃっ
たので、子を思う親の気持ちを感じさせられました。

聖堂で祈るお父様とご兄弟
聖堂で祈った後、ご家族は私たちとしばらくシスターの
思い出などでひとときを過ごし、榛名山までの帰り道を
急ぎました。

帰りに修道院の「ルルドのマリア」像の前で
シスターのお父様は彫刻家で、その血を引き継いだ
シスターは絵が上手で、とくにイラストを描くのが得意でした。

海の星修道院生活を描いたシスターのイラスト
”しあわせな人、
神を畏れ、主の道を歩む人。
額に汗してかてを受け、
恵みと平和に満たされる。
実り豊かなぶどうの木のように、
妻は家庭を潤す。
オリーブの若木のように、
子どもたちは食卓を囲む。
神を畏れる人は、
このように祝福される。
(旧約聖書 詩編128)
Posted by シスター at 14:23
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