2009年09月20日
共生

共生
この言葉は新語かなと思って少し古い国語辞典で調べてみましたら、
ありました。“ともに生きる”と。
多国籍の人々がともに生きるという時代に入って、当然のことながら、
特に生活習慣の違いからくる難しさがあります。
私たちの修道院での昔のお話ですが、ヨーロッパでは、食事のとき
音を立てて食べるのは失礼だということで、私たちはおそばを音を
たてないように食べました。おせんべいもできるだけ静かにと?今は、
笑い話になっています。
それぞれの国の気候、風土の違いから生まれた生活習慣は違って
当然です。ですから、共生を目指してこの当然のことを当然として
そのまま受け入れることができるようになりたいです。
”神よあなたの道を示し、
あなたの小道を教えてください。”
(旧約聖書 詩編25・4)
シスター マリア クレメンス
Posted by シスター at 10:05
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