前歴を問わないイエス 十字架上で犯罪人の罪をゆるす
皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか。
「聖書で言われる救いとは何か」キリストが一人の罪人を救う場面
から見てみます。
いえすがどれほどわれわれ人間を救いたいと願っていたかを思わせる場面
が十字架上で展開されました。
イエスは十字架上の極限の苦しみの中で、自分の罪を悔いて、イエスに助
けを求めた一人の犯罪人の罪をゆるし、永遠の死からの救いを約束されま
した。
「兵士たちはイエスと共に二人の強盗を十字架につけた。一人は右
に、一人は左に。」
(新約聖書マルコによる福音15,26)
十字架にかけられた犯罪人の一人が、イエスをののしったのに対して、も
う一人の犯罪人がたしなめて、自分たちは、したことの当然の報いを受け
ている。しかしこの方は何も悪いことはしていないと言って、
「”イエスさま、あなたが王権を持って来られるときには、どうかわた
しを思い出してください”と言った。イエスは、”あなたによく言っ
ておく。きょう、あなたはわたしとともに楽園にいるであろう”と仰
せになった。」
(新約聖書ルカによる福音、23,42)
赦され難い私が
「ゆるされ難い私がゆるされている
私はたれをも無条件でゆるさねばならぬ 」
(八木重吉)
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