呼びかけるイエス

シスター

2020年05月14日 16:50

イエスキリストの復活を祝う復活祭から約一カ月過ぎました。
復活された主は、誰よりも先に、マグダラのマリアに現れ、
復活の喜びを最初に告げ知らせる使命をゆだねられました。
東方正教会の典礼が歌っているように、主はマリアマグダレナ
を、「使徒の使徒」とされました。
新約聖書の中からその場面をご紹介します。
墓に納められたイエスの遺体に会いたいと、朝早く墓に着いた
マグダラのマリアにイエスが現れる場面です。

   
  (アレクサンドル・アンドレイヴィッチ・イワノフ)

   弟子たちは、恐ろしくて引きこもっていたのに反して、
   彼女はただひたすらイエスの遺体に一目会いたいと
   いう思いから出かけます。

    
    「週の第一日目の夜明けごろ、まだ暗いうちに、

     マグダラのマリアは墓に行った。」

     (新約聖書ヨハネ福音書20,11)
   
    しかし、墓は空で、泣いていたマリアに

    イエスが現れ、 
  

    「イエスは”マリア”と言われた。
    
     マリアはふり返って、”ラボニ”

    (先生の意)」と言った。」

    (新約聖書ヨハネ福音書20、16)

    




   


   

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