修道院のクリスマス(2)
今回は24日、25日のご紹介をします。
泊まるところがなくて馬小屋の飼い葉桶で産声を
あげたイエスを見守る母マリア、養父ヨゼフ、羊飼いたち
クリスマスのミサを挙げる祭壇前に置かれた、イエスの
うまぶねを模した花器に活けられた生花
ミサに参加した方々
ご家族揃って見えました
友人たち
一時間のミサの間おとなしくしていたM君
聖堂内にある馬小屋
(クリスマスの時期には飾るという習慣があります)
クリスマスの夜は
クリスマスの夜は ゆるせない人を ゆるしたい
いつも 相手を責めてきた
自分だけ 正しいつもりで
ゆるしたい この夜だけは ごめんなさいわたしがわるかった
クリスマスの夜は いやしの力を 信じたい
いつも あきらめていたから
いつの日か 笑顔になれると
信じたい この夜だけは つらくても生きていけるんだと
クリスマスの夜は 心やすらかに 眠りたい
いつもあしたを心配し
過ぎし日を 後悔していた
眠りたい この夜だけは ぐっすりとやわらかな馬ぶねで
クリスマスの夜は 天国の夢を 見ていたい
いつも この世のことだけで
親こころを忘れて生きてた
夢みたい この夜だけは きよらかなこどもに還って
(晴佐久昌英作)
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