一人の姉妹

シスター

2010年06月25日 14:23

      

 みなさん今日は!蒸し暑くなってきましたがいかがお過ごしですか?

 6月20日は私どもの姉妹が帰天してから7年になります。

 彼女は、まだこれからという時に病を得、わずか1年で

 神さまに召されました。年を取られたご両親と仲が

 良かった6人の兄弟に囲まれての葬儀は涙を誘いました。

 葬儀が終わって、90歳のお父様が立ちあがられて、

 「シスターは修道生活を全うできました。」とおっしゃった

 その様子に、悲しみの中にも1つ平和な雰囲気を感じました。

 先日、97歳のお父様とご兄弟がお墓参りのためいらした

 帰りに修道院に立ち寄ってくれました。昨年もいらっしゃっ

 たので、子を思う親の気持ちを感じさせられました。

     
     

        聖堂で祈るお父様とご兄弟

 聖堂で祈った後、ご家族は私たちとしばらくシスターの

 思い出などでひとときを過ごし、榛名山までの帰り道を

 急ぎました。

     
     

       帰りに修道院の「ルルドのマリア」像の前で
 
   シスターのお父様は彫刻家で、その血を引き継いだ

 シスターは絵が上手で、とくにイラストを描くのが得意でした。

     
     

      海の星修道院生活を描いたシスターのイラスト 
      
      
       ”しあわせな人、

       神を畏れ、主の道を歩む人。

       額に汗してかてを受け、

       恵みと平和に満たされる。

       実り豊かなぶどうの木のように、

       妻は家庭を潤す。

       オリーブの若木のように、

       子どもたちは食卓を囲む。

       神を畏れる人は、

       このように祝福される。
       
       (旧約聖書 詩編128)    
     

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